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『ヘンゼルとグレーテル』の絵本・追悼号 [日々のキルト]

 以前にご報告しましたが、新樹社から絵本『ヘンゼルとグレーテル』(文・シンシア・ライラント、絵・ジェン・カラーチー)が6月1日付けで上梓されました。訳はやさしいようで、表現上で微妙な苦心が求められました。でもきれいな色彩の愉しい一冊になりました。無力な子どもたちが悪の力にめげず、自分たちの力で自分自身をまもるためにたたかい、幸せにたどりつく物語。現代の子どもたちにこそ、元気を与えるファンタジーではないかと、作家の意図を感じさせます。

 やっと前田ちよ子さんの追悼号(ペッパーランド34号)が出来ました。彼女の詩作品12、エッセイ6、それと座談会という構成です。ご希望の方がおいででしたら、ご連絡ください。少し残っております。
 そういえば先日のご家族の方とのお話では、ご長女の紫音さん(15歳)が、前田紫という号ですでに絵画に表現の才を発揮しておられるとのこと、いつか作品を見せていただけたらと思っています。
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