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サーカスのライオンとジャズ

                 サーカスのライオン


            空は美しく晴れていて 雲ひとつなかった
            ちょうどこんな昼過ぎだ
            サーカスのライオンが脱け出したのは
            だれかが檻のかぎをかけ忘れ
            だれかが九人のハンターを狩り集め
            逃げまどうライオンを追い詰めたのさ


            道は限りなくまっすぐで 隠れ場所さえなかった
            ちょうどこんな街角だ
            サーカスのライオンが撃たれたのは
            だれかがライオンを指さして
            そろって九人のハンターが銃を上げ
            逃げ場のないライオンを狙ったのさ


            空はいつまでも暮れないで 鳥一羽啼かなかった
            ちょうどこんな夕暮れだ
            サーカスのライオンが棄てられたのは
            みんなでライオンを始末して
            みんなで九人のハンターをほめたたえ
            流れ出た血の痕を拭き取ったのさ

                               曲:鶴田睦夫、詞:水野るり子




(今朝はシンシアのお土産のジャズのCDをかけながらの朝ごはん。
朝からのジャズはめずらしいのだけど、なんだかいつもの目玉焼きとパンと
ヨーグルトの味が違う。ジャズのフリーな気分が心地よい。このCDは、
BILL FRISELLの「EAST WEST]。一枚目はニューヨークで,もう一枚
はロスでのライブ。ギターとベースの掛け合いのリズムがなんともいえない。)

             
            
 
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木苺

このところずっと可哀相な動物たちの詩を読んでいるので、動物園に行ってみたくなりました。まだ暑いですからもっと涼しくなって、人があまりいない日などがいいなあ。

最近は動物をなるべく自然のままの形で生活できるようにと工夫されているところもあるようですね。馬の公園も行きたいけど、いまテレビドラマで人気が出たみたいなので、暫くたってからのほうがいいかもしれません。
by 木苺 (2005-09-23 21:05) 

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